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20160930 作成|20170928 更新
加藤秀一 単著執筆準備作業進捗報告互助会
趣旨
単著執筆へ向けた準備作業の進捗報告会への参加者を若干名募集します。
著者について
http://researchmap.jp/read0154688/
著作の課題とスケジュール概要
作業タイトル
生殖倫理に関わる〈非同一性問題〉の整理・批判
著作の課題
生殖倫理学および環境倫理学において世代間倫理が論点になっていることを背景として押えつつ、これまで「生命の選別」といった言い方で批判されてきた生殖倫理学的問題群の本質を把握する。
本書のアプローチの特色として、さしあたり以下の二点を挙げておきたい。
「生命の選別」的問題にとりくむ英語圏における先行研究の多く
(ほとんど?)
は、特定の倫理学的スタンス
(功利主義や正義論等)
を唱道することを目的とし、従来の倫理学理論を現実または架空の事例に適用した際の説明力を検討するという作業を中心にしているのに対して、本書はそうした諸作業のサーベイを行ないつつも、むしろ障害者運動やリプロ・ライツ運動に携わる人々、あるいは「生命の選別」をめぐる市井の人々による言説
(投書、ブログ、SNSへの書き込み等も含む)
から〈人々の形而上学〉を読み取り、倫理的学議論における前学説的な基盤を見出すことを目指す。
「非同一性問題」に言及する英語圏における先行研究の多く
(ほとんど?)
は、それが問題
(パラドックス)
として成立していることを意外なほどあっさりと受け入れた上で、それを回避したり、弱毒化させる方策を検討したりしている。それに対して本書では、「非同一性問題」という概念そのものの諸前提を吟味し、それが疑似問題である可能性について真剣に検討する。
(その結果がどうなるかはまだ結論づけられない……)
構成
目次のイメージは以下のような感じ。
(実際に本に入れられるのはこの一部になるかも)
前口上〈生む〉/〈生まれる〉のnexus
(『ブレードランナー』)
序章〈生むこと〉と〈生まれること〉
第1章 非同一性問題
第2章 非同一性問題そのものを成立させる前提の検討(1)存在しないものの同一性
第3章 非同一性問題そのものを成立させる前提の検討(2)人格同一性の起源説
第4章 非同一性問題と生殖倫理の諸問題
第5章 既在者に対する危害と未在者に対する危害
(の不可能性?)
終章 二つの未来
補足
『〈個〉からはじめる生命論』
および「〈生む/生まれる〉権利をめぐるノート」で殴り書きした諸論点を
(先行研究の紹介・サーベイも含めて)
もっとアカデミックに丁寧に論じ直しつつ、書籍としてはできるかぎり「一般向け」に読まれるものにしたい
(社会学者や哲学者よりも、福祉や医療関係者、とくに障害者問題に取り組む方々、また宗教者の方々から一定の反響をいただけた経験から)
。上記二つの論文との重複はいとわない。なお、前著に対する読者からの「予備知識を前提しすぎている」という批判に応えて、なるべくそれだけ読めば理解できるように書きたい
(ので、全部書けばそれなりに大部になるはず)
。
皆様からコメントやサジェスチョンをいただけると有り難いこと
扱いたい具体的素材
(生殖倫理的な諸問題。第4章で列挙するような事ども)
は はっきりしており、取り組みたい哲学的問題
(非同一性問題)
もはっきりしている。しかし、社会学と
(生命)
倫理学という二つのスタンスをうまく関係づけきれていない。
(
『概念分析の社会学2』
寄稿論文の課題)
。
ライル
『ジレンマ』
がやっていることは、ストローソン~ウィンチの言うような記述哲学=社会学というよりは、誤謬理論に近いように思われるのだが……
哲学的議論自体の精査。非同一性問題、人格影響説、未来世代の存在論、数的同一性の本質、ネガティヴな出来事/存在者、個体の〈起源〉、個体と種、等々。
当面は、
非同一性問題とその周辺に関する哲学・倫理学の議論のサーベイ
生殖倫理学や障害学が非同一性問題っぽい問題についてどう論じているかのサーベイ
におつきあいいただければ嬉しいです。
スケジュール概要
脱稿目標は2018年春。
報告会は2ヶ月毎のペースで開催予定。
第1回:2016年12月22日(木)、明治学院大学
以降の予定は
「進捗報告互助会一覧」
参照
参加資格と参加申込
参加資格
学術論考の草稿、配布資料などの取り扱い作法を ご存知の方
他参加者に対して、エントリーメールにおいて丁寧な自己紹介を行っていただける方
(不十分な場合、参加をお断りしたり、著名人との自認がある方だと判断させていただくことがあります)
会の場において、ほかの参加者の意見をよく聴き、適切な受け答えの出来る方
構想・草稿などのブラッシュアップに貢献できる方
参加申込
進捗報告・検討会の参加者を 最大で10名 募集します。
参加希望の方は、下記項目を記し 件名を
「加藤研参加希望」
としたメールを
までお送りください
。
メールアドレス以外の情報は、参加者間で共有されます。
会に関する連絡は Google Groups で行ないます。
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