socio-logic.jp

20240118 作成|20240126 更新

朴 沙羅 単著執筆準備作業進捗報告互助会(2024年3月-)

キャプション1

1990年6月1日、
改正「出入国管理及び難民認定法」(入管法)が施行
(読売新聞1990年5月31日より)

趣旨

著者について

朴 沙羅『外国人をつくりだす』

著作の課題とスケジュール概要

作業タイトル

著作の課題

著作の構成案

前書き
序論 国家と人々の境界
  • 出入国管理政策とは
  • 在日外国人とは誰か
  • 法的地位、ナショナリティ、エスニシティ
  • 第1章 大日本帝国の移住雨と出入国管理--1945年まで
  • 他民族複合帝国の成立
  • 移動する人々
  • 戸籍と国籍
  • 戦争と移動
  • 第2章 入管体制の成立--1945年から1972年
  • 敗戦と引き揚げ
  • 「密航」と「密貿易」
  • サンフランシスコ講和条約と法126-2-6
  • 分断国家と法的地位
  • ベトナム反戦運動と入管解体闘争
  • 第3章 「第二の黒船」と難民条約--1975年から1989年
  • インドシナ難民の受け入れ
  • 難民条約と女子差別撤廃条約
  • 冷戦の変化と出入国管理政策
  • 指紋押捺拒否運動
  • 第4章 1990年体制
  • 3K労働と外国人労働者
  • 定住者告示と日系人の受け入れ
  • 「多文化共生」の展開
  • 国家的ビジョンの欠如
  • 第5章 強化される管理と監視--2000年代
  • 景気悪化とバックラッシュ
  • 「テロとの戦い」と監視技術の向上
  • 新しい在留管理制度の成立
  • 第6章 人種差別と出入国管理政策--2010年代
  • ヘイトスピーチと日本型排外主義
  • 国籍法の変遷
  • ミックスルーツと人種差別
  • 第7章 労働力の受け入れ--2020年代
  • 移民大国化の現状
  • 研修・技能10種制度
  • 収容と非正規滞在者
  • 北東アジアの国際移住と日本
  • 終章
  • 移民なき移民国家
  • 特権と人権
  • あとがき
    ページ上部へ

    関連既刊論考

    "Questioning Xenophobia in Japan: Racism, Decolonization, and Human Rights" 2023 Sustainability, Diversity, and Equality: Key Challenges for Japan. Tanaka, K. & Selin, H. (eds.). Cham: Springer, pp. 327-342
    「いつ、誰によって入管はできたのか」 2022 鈴木江理子・児玉晃一編,『入管問題とは何か: 終わらない<密室の人権侵害>』 明石書店, pp.57-87
    「そして「父」になる:出生後認知による日本国籍取得手続きから見る戸籍制度」 2019年 『理論と動態』vol.11, pp.25-41
    「入国管理体制と「外国人」概念:「日本型排外主義」再考」 2017 『ソシオロジ』vol. 62(2), pp.3-20
    「イデオロギーとレイシズム: 占領期日本の非正規移住者をめぐる入管行政の裁量権をめぐって」 2019 大賀哲・蓮見二郎・山中亜紀編『共生社会の再構築I: シティズンシップをめぐる包摂と分断』, 法律文化社, pp. 50-69
    『外国人をつくりだす: 戦後日本における「密航」と入国管理制度の運用』 2017 ナカニシヤ出版
    「越境者の輪:占領期北東アジアの「密航」「密貿易」を支えたネットワーク」 2016 『理論と動態』vol.9(9), pp.20-36
    「「朝鮮人」の登録:占領期日本の外国人管理政策と「朝鮮人」カテゴリーの再編」 2013 『ソシオロジ』vol.58(2), pp. 39-55
    「「お前は誰だ!」:占領期における「不法入国」と「朝鮮人」の定義をめぐって」 2013 『社会学評論』vol.64(2), pp.275-293

    執筆と報告会の概要

    ページ上部へ

    参加資格と参加申込

    参加資格

    参加申込

      記載事項 注記
     1  氏名 漢字+フリガナ
     2  Googleアカウントに登録しているメールアドレス  お持ちでない方は、こちらから作成してください:Google アカウントの作成
     3  所属と専攻*  * 研究者以外の方は関心のある分野、バックグラウンドなどを記してください。
     4  自己紹介  研究関心などをお書きください。
    ページ上部へ