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2012-03-10 掲載

小宮友根『実践の中のジェンダー』小宮友根『実践の中のジェンダー』合評会

ここには、2012年03月03日に明治学院大学にておこなった 社会学研究互助会第二回研究会「小宮友根『実践の中のジェンダー』合評会」における配布資料などを掲載しています。

このコーナーの収録物 小宮 友根さん (配布資料 ←このページ
  加藤 秀一さん (配布資料) (討議
  中里見 博さん (配布資料) (討議
  全体討議摘要  

※本書の紹介ページがあります。あわせてご覧下さい。

なぜ「実践の中のジェンダー」なのか
小宮 友根(日本学術振興会特別研究員)

1. はじめに

2. ジェンダー概念の難しさ

2-1. ジェンダー概念の二重性

(a)記述概念としてのジェンダー

(b)評価概念としてのジェンダー

2-2. 二重性によるわかりにくさ

3. パフォーマティヴィティ

3-1. 「新しい」ジェンダー概念

3-2. 「二重性」の継承

3-3. 「二重性によるわかりにくさ」の継承

4. 実践の記述

4-1. 「パフォーマティヴ」という視点の再解釈(1章)

4-2. レリヴァンス問題(2章、3章)

4-3. 「規範的」判断の実践的性格

5. まとめと展望

5-1. 規範的探究との関係

5-2. 「因果説明」的議論との関係

文献

Austin, J. L., 1960, How to Do Things with Words, Oxford Univ. Press.(=1978,坂本百大訳『言語と行為』 大修館書店.)
Butler, J., [1990]1999, Gender Trouble, New York: Routledge.(=1999,竹村和子訳『ジェンダー・トラブル――フェミニズムとアイデンティティの攪乱』 青土社.)
Hacking, Ian, 1999, The Social Construction of What?, Harvard University Press.(=2006,出口康夫・久米暁訳『何が社会的に構成されるのか』 岩波書店.)
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